鬼谷コミュニケーション

習い事、サークル、オフ会、パーティーなどに依頼者と二人で一緒に参加してその場でフォローしながらコミュニケーション技術を教えるという実地講習を専業プロとして10年以上続けています

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コミュニケーションや生き方に関するカウンセリングを実施しています。

コミュニケーション能力向上はもちろん、人間関係の充実をあきらめたいという方でも歓迎です。

 

料金:完全無料

  (飲み物代300円ほどかかります)

場所:東京

  (ファストフード店、またはあなたの予約したカフェやカラオケボックスなど)

曜日:毎週土曜日

時間:16時(夕方4時)〜17時まで1時間

人数:もちろん一対一です

内容:私からの質問にあなたが答えることにより問題点を明確にできます

  (YESマンに肯定してもらって安心を得るという方向性ではありません)

備考:有料サービスの勧誘や商品の販売等は一切ありません

 

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30代半ばから数年間ニート

2015年9月第4週 AH/男性/アラフォー
 
1時間カウンセリングをしてお話ししたこと。
 
外に出るのがめんどい
行動するのがめんどい
中学の頃からずっとそう
疲れる
 
家が好き
でも時間がもったいない
ここ数年旅行するのは話のタネになるからと言う理由もある
 
めんどくさがりや
 
変なとこで怒る
 
自己完結
 
兄弟もコミュニケーションは受け身
 
情報を見つけるのが下手
インターネットをうまく使えない
 
20代前半にフリーターだったころ、コンビニバイトで客をイラッとさせて店長にシフトを変えてもらった
その後プログラマーの仕事を派遣社員として五社ほど転々
30代半ばから最近までニート

シンプルに相手の返答から話を繋げる(「それ以外は?」と別の回答を要求することは相手の返答に対する否定)

下記記事を読んで心の中でツッコミまくったのですが、それを編集すればコミュ苦手な人のための記事になると思ったので作成、投稿します。
 
* 後から分かった相席居酒屋のルール *
1.泥酔したお客様や、セクハラするお客様は入れません!
2.タバコはマナーを守りましょう
3.お酒の強要や連絡先をいきなりねだるのはNG!
 
一言だけ言っていいですか。これ、全部人間としての常識じゃない? 相席居酒屋にはどんなクリーチャーが来るんだよ、と少し期待値が下がりました。

 

ただ単にキャバクラや出会いカフェと同じというだけのこと。

・男性の弱みにつけ込んで店と女性が搾取する構造
・弱みが大きい男が来る
・男性客を馬鹿にする来店女性がいるように、来店女性を馬鹿にする男性客もいる
・アルコールで上記特徴が増幅される
 
 
 
こ、これは間違いない。合コン慣れすらしていない、盛り上げが苦手な男性陣だーッ! 
 
合コン慣れしてたり、盛り上げが苦手ではない若い男子が相席屋に行く理由はあまりない。合コン慣れできるほど合コンの誘いがあるのであれば、どんな女が来るかも分からない相席屋なんかにいくよりも、良さそうな合コンを選んで参加してそこで盛り上げるだけ。
 
 
 
私「え、えっと、お2人は同じ会社なんですか?」
 
男性1「会社は違うんだけど、同じテニスサークルに通ってるんだよね」
 
友達「そうなんですね! 結構ご一緒に飲まれるんですか?」
 
男性1「いや、そういうわけでもないですね。……………………」
 
圧倒的、沈黙。 

 

相手男性は反応薄過ぎ。

しかし、取材記者も人の会話力にケチを付ける割には(あと潜入取材記者としても)心が折れかけるのが早すぎる。いつも見知らぬ異性や同性にアプローチしている者からすると「やや悪〜普通」程度の反応。相手が何も考えてないだけなのは分かり切っているので、ただ単に話を続けたら良いだけ。何を話したら良いか分からないのも自身のコミュ力の問題。

 
 
 
外資女子、理系男子を詰める
 
私「お仕事なにされてるんですか?」
 
男性「製薬会社で生物系の研究してまして、あ、君たち文系?」
 
「「そうですね」」
 
男性「それじゃ分かんないよね。俺も文系のことはさっぱり分からないし。……………………(沈黙)」
 
出たよ否定で入るパターン。生物ならさすがにセンター受験レベルまで噛み砕いてくれれば分かるわい。

 

男性側が否定したのは良くない。
しかし取材記者の「外資であることを最初から話してドン引きされるのだけは嫌だ!」という思いと男性側の「それじゃ分かんないよね」という思いは似ている。むしろ自分の仕事を偽っている取材記者のほうが罪深いのではないか。道徳的な問題もあるが、自分の仕事を偽っている取材記者が同じように仕事の話に突っ込まれたら曖昧な返事を返すか混乱するかしておかしな空気になるのではないか。
 
 
 
でも怒っている暇はない、この話題は止めよう、次・次!
 
私「お休みのときはテニス以外何されるんですか?」

 

なぜテニスの話をしない??
話を広げないまま「テニス“以外”」と言うのは相手の返答に対する“否定”となっている。
せっかく返事をしてくれているのに、自分に都合の良い回答が来るまで質問し続ける(いわゆる“尋問”してしまう)のは非モテ男性によくある過ち。
ちなみに、この相手男性がどうかは分からないが、自分の印象を良くするためにリア充感のする趣味をアピールするコミュ苦手者は男女問わず多い。カースト上位志向のコミュ強やキョロ充もリア充記号としてそのようなワードを用いる(脱オタ中のナンパ師が嬉しそうにナンパ用語やチャラ男ボキャブラリーを使っているアレとか)。
 
 
 
友達「お仕事のこともっと教えてください! どういう実験とかされるんですか?」
 
テニスの話題のほうが無難だが、次に無難なのは仕事の話。しかし相手は実験の話したいか?
 
 
 
私「プロジェクトにどれくらい期間かかるんですか?」
 
友達「短いプロジェクトだと製品になるまでどれくらいなんですか?」

 

地味な出会いの場で、その中でも特にコミュ苦手な女性がよくやる質問。
謎の細かさ。「本当に興味あるのか?」と思われがち。
 
 
 
私と友人は最高のラリーを交わしていました。これぞダブルス、オグシオならぬガイシ女、いける、これなら会話がつながる……! 沈黙なんてもう見えない! 質問を続けていれば何とか……!
 
 
 
 
最高の未来が見え始めたところで、男性が沈黙の隙を縫って一言、放り込んできました。
 
男性「こんなにいろいろ質問されるなんて、詰められてるみたいだよ」
 
おめーが会話、振らねえからだよ。
 
典型的なコミュ苦手男性の思考。
「がんばったー! 沈黙がない俺、ちょっとトーク上手じゃね?」
 
 

まとめ

要するにコミュ苦手女性がコミュ苦手男性と接してその場にコミュ障害が起きたという図式。
 
【心構え】
・出会いの場に期待し過ぎないのが吉
 
参考記事↓

・相手に対して抱いたダメ出しが自分にも当てはまらないか自問してみる

 (問題点を自覚や受容できないのが最も成長や成果を阻害する)

 

 
【準備】

・職業などの自己プロフィールはなるべく詐称しない

・何を話したら良いか分からないということにならないように話すことを準備しておく

 

 【日頃の会話練習】

・相手に冷たくされずに返事があればそれでありがたいと捉える

・シンプルに相手の返答から繋げる

 (「それ以外の回答は?」という発言はなるべく避ける)

 

 

追記

このような文章を書きはじめたモチベーションの一つは、取材記者のことをそこらの男性侮蔑ライターとは違うと思いたかったからかもしれない。

悪意がない=人の悪意が分かりにくい

2015年9月第3週 AH/男性/アラフォー
 
1時間カウンセリングをしてお話ししたこと。
 
 
音読すると内容が分からなくなる
 
 

こだわり

 
相手が話したことに興味がない
「あー、そうなんだ」で終わってしまう
 
思ったことを言ってしまう
「○○嫌いなんですよ」
  ※○○=相手が好きだと言ったもの
言われた相手がどう思うか想像できない
 
客観視
 
 

極端

 
優しい=弱い
いい人=刺激がない
悪意が少ない、裏表ない、純粋=単純、無知・子供、人の気持ちが分かりにくい、騙されやすい
 
AH「誰かの悪口を言うのって、その人のことを羨ましいと思ってるってことですよね」
 
自分⇔人
比較
 
常識
多数派

殺虫剤の虫の絵がやたらとリアルなのはなぜ?

「殺虫剤のリアルな虫の絵が嫌だ。触るのも苦痛!」
 
殺虫剤に描かれているリアルな虫の絵に恐れおののいたことはありますか?
 
なぜわざわざそんなリアルな絵が描いてあるのか? 変態趣味なのか?
 
 

害虫の絵をリアルに描く仕事

 
10年以上前にネットで調べてみたことがありますが、答えは分かりませんでした。ただイラストレーターと思しき人の「その絵を十何時間もかけて描くほうの身にもなってくれ!」という悲痛な叫びを見て、物事見る角度が一つ増えたのは良い体験でした。ちょっとウケるし。
 

名前が分からない虫が発生したときに助かる

 
あれから10年以上の時が経ち、当時とは比較にならないほどネットにコンテンツや投稿が増えたことに驚きながらも、殺虫剤のことなどは忘れていましたが、ある日ふとドラッグストアで思い出したので再び軽く調べてみました。googleの検索結果を眺める分には、単なる疑問や共感しか見当たりませんでしたが、ある掲示板のトピックを開いて眺めてみると、新しい情報や発想がいくつか見つかりました。
 
・危険物であることが一目で分かるように
・名前が分からない虫の対策
 
危険物→真っ赤に塗ったほうが良いのでは??
名前が分かるように→誰もが名前を知ってる虫でも??
 

リアルな絵でなければ売れない

 

もう少し読み進めてみると私の予想に合致する情報もありました。
 
・リアルな絵をやめてみたら売り上げが下がった
 
やはり製造元も営利企業なのでシンプルに利益が理由と考えるのが答えに近いのではないでしょうか。さて、では、なぜリアルな絵をやめると売り上げが落ちるのか。この投稿も大きいと思います。
 
・効き目が強そうに見えるから
 
もしかしたらこれが一番の理由かもしれませんね。
 
 

恐怖心を煽るのはメディアの常套手段

 
私が出していた結論はこう。
 
・恐怖心を煽るため
 
なぜって、恐怖心こそが多くの人が殺虫剤を買う理由そのものだから。テレビでもお目出度いものよりも恐怖や不安を煽るコンテンツのほうが視聴率を取れます。商品にもよりますがネット広告でも、恐怖や不安を煽るコピーのほうが売り上げが上がります。「うわっ…私の年収低すぎ…?」というコピーは見覚えがある方も多いかと思います。
「一夏分のゴキブリ対策にかかる費用だけでも、贅沢ランチをいただける。奴が出ないのならば買いたくない」。そんな人の背中を押すには恐怖心を思い出させてあげる(何様?)ことが必要なのではないでしょうか。
 

最後に

 
「殺虫剤」で検索したらいろんなwebページに虫関連の広告が表示されるようになったので苦手な人は注意!

反応が怖くて誘えない=ボールが怖くてバットを振れない

2015年9月第2週 AH/男性/アラフォー
 
1時間カウンセリングをしてお話ししたこと。
 
 
相手に聞き返すことが多い。
人の話を理解するのが苦手。
相手への返事が明後日の方向。
話し方が回りくどい。
 
鬼谷に話した内容に矛盾。
20分前に「読んでない」と言ったものを今「見た」と言ってる。
 
「どっちやねん」「アホちゃうか」「話しにくい」と思われる。
 
自己完結。
決めつけ。
思い込み。
 
AH「自分で話してておかしいなと思うことがある」
AH「自分だけでせいいっぱい」
 
興味。
想像力。
こだわり。
 
非コミュ障の十分の一の進行速度。
 
 
鬼谷「AHさんは結果が出ないと悩んでいますが」
鬼谷「反応が怖くて相手を誘えないのは、野球でいうとバッターボックスに立ってもボールが怖くて一回もバットを振れないのと同じです」
※根性出して実行しろという訳ではありません
※現在の能力と状況を客観視するための例えです
対策は…